Thai Popper's Paradise (www.thaipoppers.com)
homenewsalbumslive reportsevent guideexclusiveartist databaselive venue guidewallpapertopics

Bangkok Area Event Guide

Menu
 
 Latest News
 Archives
 
 
 
 
The Peach Band3年ぶりに2枚目アルバム発売
[ 2006/03/03 ]
懐メロ風のメロディーに現代風の歌詞をミックスさせた大ヒット曲「ウォーン」で2003年に輝かしいデビューを飾ったThe Peach Bandが3年間のブランクを経て帰ってきた。彼らの2枚目のアルバムとなる「All Over Again」(途中に発売されたアルバム「Brand New Day」はファーストの焼き直し的な特別アルバムなのでカウントしない)の発表会が2月23日に開催され、メンバーのピーチとノイが久々にファンの前に姿を見せた。新譜「All Over Again」は、その名が示すとおり長いブランクを経た彼等の再出発となるアルバム。デビュー曲「ウォーン」があまりにもヒットし過ぎてしまったため、The Peach Band = ウォーンというイメージが定着し、それを超える名曲を作らねばというプレッシャーからなかなか新譜を出せなかった彼等。いわゆる「売れ過ぎた故の悲劇」である。それを跳ね除けるには過去の成功にとらわれずに、一から出直すこと。そんな彼等の決意が新譜のタイトルとなった。

新譜は、タイ的要素を要所に織り込んだ洗練された都会派癒し系サウンドという彼等の個性を継承しつつ、今風のサウンド要素をアクセントとしてうまく取り入れている力作だ。The Peach Bandはキーボードのピーチが作曲・編曲を、ボーカルのヌイが作詞を担当する自作自演バンドだが、今回のアルバムには、CrescendoのNoh・Eek、Apartment Khun PaのPam、韓国Four MasterのWowen Leeなどが制作に参加し、バラエティに富んだサウンドを生み出している。

新譜からの第一弾カットとなる「Yuu Khon Diaow」は、「何度恋心を抱いても、結局最後は一人ぼっちになっちゃう」という叶わぬ恋をテーマとしたちょっぴり悲しいラブバラード。タイの古典楽器をフィーチャーしたことで親近感を感じられるアレンジとなっており、共感を覚える歌詞とあわせてヒットのツボは押さえてあるだけに、再出発にふさわしいヒット曲となることが期待される。










[ Photo and report by Mizu ]


(C)2006 Thai Popper's Paradise - All Rights Reserved